新築のお宅やりフォームをされた家には 今 全ての居室に換気扇(換気設備を設置しないといけないようになりました。
換気設備と一言で言ってしまっても、用途とか効果とか
それぞれ種類があるんですよね・・・
わかりにくいというか 業者さんにお任せしてて一体自分の家の換気扇ってどんなのがついてるのかは意外と知らないのでは?
一体、どんな条件で換気が必要なのかを 建築基準法の改正の内容をもとにまとめます。

 

建築基準法改正の背景

今までの住宅よりもどんどん気密性が高くなって その反面、化学物質を放出する建材が使われたり、屋外の空気の汚れにより 窓を開けての換気ができないという住宅事情の変化に伴い、エアコンの普及によって 窓を開けての換気をしなくると、室内の空気の汚れにつながります。そして それが シックハウス症候群の原因の一つと考えられてており その対策として 建築基準法の改正が行われました。

 

建築基準法の改正の内容

建築基準法改正により、新築・増改築には 全ての居室に換気設備が必要になりました

■今までは・・・


■改正後は・・・

主に換気設備に対する改正と使用する建築材料の使用制限とがあります。

▼ 新築・増改築には 全ての居室に換気設備が必要
▼ 建築確認申請書に「換気設備の換気回数」を記載しなければならない
   ※ 建築確認申請時までに 換気設計計画が完了していないとこの書類は提出できない
▼ 内装仕上げの制限
  (使える建材と使えない建材がある)
▼ 24時間換気が可能な機械換気設備設置の義務
  (必ず設置しなければならない)
▼ 天井裏などへの対策
  (天井裏などから居室へのホルムアルデヒド等 の流入を防止しなければならない)

 

対象となる建造物について

居室とは?
法第2条第4号で「居住、執務、作業、集会、娯楽その他これらに類する目的のために継続的に使用する室」とされています。

住宅の場合 居間・食堂・台所・寝室・和室・応接室・書斎など
(廊下・浴室・洗面所・トイレは居室には含まれない)
住宅以外の建造物の場合 事務所・会議室・病室・待合室・売り場・休憩所・客席

※居室以外の室(廊下・トイレ・浴室・洗面所、玄関)が換気経路となっている場合は、居室と
  一体のものをみなされ、居室と同様に建材による対策や換気設備による対策が必要。
  換気経路にもなっていない場合は 居室ではないので いずれの対策も不要。
※居室及び居室と一体とみなす空間との仕切りが開き戸の場合はガラリやアンダーカット
  (高さ1cm程度)等のあることが必要。
  折れ戸、引き戸、ふすま、障子はそれらの四周等に充分な隙間が存在するので通気が確保されている建具にあたる。


天井裏のこと
天井裏、小屋裏、床裏、壁体内、収納スペースなど、居室に空気が流れ込む可能性がある空間のこと
収納スペース・押入れ・造り付け収納・小屋裏収納・ウォークインクローゼット等のこと
※収納スペースでも 換気計画上居室と一体的に換気を行う場合に居室とみなされる。収納スペース
  などで換気計画上居室と一体的に換気を行う為 居室への給気経路となる部分。
  排気経路のみの場合は居室とはみなされない


<<適用除外となる建築物について>>

適用除外となる建築物は外気に常時解放された開口部及び使用時に外気に常時解放された開口部の換気上有効な面積の合計が 床面積1m2あたり15cm2以上*設けられた居室

※ 1m2あたり15cm2の開口部とは?

外気に常時解放された開口部 屋根つきのスポーツ練習場
使用時に外気に常時解放された開口部 自動車修理工場の作業場、八百屋、
魚屋などの店先の管理シャッターなど

6畳間:直径13.6p相当の穴 
8畳間:直径15.7p相当の穴 
10畳間:直径17.6p相当の穴


真壁造り*の建築物で 天井及び床に合板などの板状に成型した建材を用いないものまたは 外壁の開口部の建具に木製枠をもちいているもの

※ 真壁造とは?
壁面が柱と柱の間に納まり、柱が見えている壁仕上げのこと。
伝統的和風建築物に採用されていて 一般に気密確保が難しいとされている

 

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内装仕上げの制限について

規制対象ととなる化学物質とは?
・ 居室を有する建築物にはクロルピリホスを添加した建材は使用禁止
ホルムアルデヒドを含む建材の使用制限

  第1種
ホルムアルデヒド
発散建材材料
第2種
ホルムアルデヒド
発散建材材料
第3種
ホルムアルデヒド
発散建材材料
規制対象外
建材
ホルムアルデヒド
の発散速度(μg/m2h)
120超 20超120以下 5超20以下 5以下
JIS、JAS規格 無等級旧 E2 Fc2 F☆☆ F☆☆☆ F☆☆☆☆
内装使用面積制限 使用禁止 制限アリ 制限アリ 制限なし※

※制限なしの場合でも、家具からの発散を考慮して居室には規定の換気回数を確保した換気設備を
  設置しなければならない

使用制限される建築材料の種類

* 合板・構造用パネル・フローリング・パーティクルボード・
  中質繊維板(MDF)・壁紙・でんぷん系接着剤等
* ユリア・メラミン・フェノール樹脂系接着剤・塗料または仕上げ材等
* グラスウール製品・ロックウール製品等

※但し、施工後5年以上経過したものは除く

 

クロルピリホスとは?

農業はシロアリ駆除などに使われている有機燐系殺虫剤。
床下だけでなく 壁、柱などの構造体や天井裏などにも全面禁止となりました


内装仕上げの制限
対象・・・壁、床、天井とこれらの開口部に設ける建具の室内に面する部分
対象外・・・柱等の軸材、間材、回り縁、手すりなどの造作部分、建具枠、窓台等の部分。

(規制の対象となる場合)
 * 柱等の軸材の露出する部分の面積が室内に面する部分の面積の10分の1を越える場合
 * 造りつけ家具や建具の枠等の部分が当該家具の見付け部分の10分の1を越える場合
 * 室内に直接面するボード類
 * 壁紙、カーペット類の透過性の材料を貼ったボード類


第2種・第3種建材の使用面積の制限と換気回数

居室の種類 換気回数 面積制限のある建材材料
第2種(F☆☆)
だけを使った場合
N2 第3種(F☆☆☆)
だけを使った場合
N3
住宅等の居室
(一般住宅の居室)
0.7以上 床面積の約0.83倍まで 1.2 床面積の5倍まで 0.20
0.5以上0.7未満 床面積の約0.36倍まで 2.8 床面積の2倍まで 0.50
住宅以外の居室
(学校・事務所等)
0.7以上 床面積の約1.14倍まで 0.88 床面積の約6.67倍まで 0.15
0.5以上0.7未満 床面積の約0.71倍まで 1.4 床面積の4倍まで 0.25
0.3以上0.5未満 床面積の約0.33倍まで 3.0 床面積の2倍まで 0.50
 

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換気の方式

換気の方法は自然の条件と利用する自然換気と機械力による機械換気がある

 

自然換気

外風による圧力や、室内外の温度差による浮力を利用した換気。
機械換気に比べて小さく、自然環境に左右される為多くの効果を期待はできない

(主な場所)
体育館・倉庫・熱気工場など

 

機械換気

換気、送風機などの機会により強制的に換気するもので自然換気に比べて必要な時に安定した大風量を得ることができる

※汚染度の高い部屋の換気は隣接室や廊下への汚染空気の流出を避けるため、負圧に保つ必要がある(第1種換気または 第3種換気)。 また、逆に正圧を必要とする室は正圧にして他からの汚染空気の流入を防ぐことが必要(第2種換気)


◆ 第1種換気

給気:機械換気
排気:機械換気


(主な場所)
ビル・屋内駐車場・ボイラー室・電気室・機械室・厨房・倉庫などに


◆ 第2種換気

給気:機械換気
排気:自然排気


(主な場所)
クリーンルーム・機器の冷却など


◆ 第3種換気

給気:自然給気
排気:機械排気


(主な場所)
台所・便所・給湯室・住宅・コピー室 など


全体換気

換気扇の取り付けられてる部屋全体の空気を入替えることによって 汚れた空気も排出する方式
煙・蒸気・ニオイなどの汚れの源が室内に分布している場合に適する

 

局所換気

汚れた部分のみを局所的に換気する方式
汚れの源が固定している場合で 大量汚染空気が発生するときに フードなどを組み合わせて高濃度換気ができる為に 台所など・・・効果的な換気ができる

 

換気の必要性

ここがポイント 換気口の確保

常に安定した換気を行うためには 排気量とおなじだけ新鮮な外気を給気しなければなない!

■給気口の大きさと位置関係
 @空気取り入れ口の大きさ
 A排気(換気扇)と給気口の位置

 

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全熱交換器とは・・・

空気の温度、湿度を合わせたエネルギーのことを全熱といい、この全熱を熱気と排気の間で交換を行なうものを全熱交換器と言います。
メーカーによってはロスナイということもありますが、仕組みは
一緒です。

冷暖房中の室内では空気の入れ替えが必要ですが、換気をするとせっかく冷暖房した熱が逃げてしまいます。
全熱交換器は、温度、湿度を合わせた空気中のエネルギーを
逃がさず、室内の空気を入れ替える設備です。

例えば冬の室内温度が20℃、外の温度が0℃とすると、空気を入れ替えると0℃の冷たい空気がそのまま入って来ますが、全熱交換器なら15℃程度で新鮮な空気が入って来ます。つまり、暖房の時は約5℃分だけ上げれば良いことになり、0℃から15℃まで上げるエネルギーが節約されます。

 

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 エンタルピとは?

エンタルピとはギリシャ語で<温める>という意味の(Enthalpy)で、空気調和の計算では、顕熱と潜熱の和、すなわち全熱を指しています。 Aという状態の湿り空気がBという状態になったとき、
そのAという状態の湿り空気が持っていた熱がどれだけふえて(あるいは減って)、Bという状態になったか、そのふえたり、減ったりした量を知る必要があります。このAという空気の持っている熱量あるいはBという空気の持っている熱量を、エンタルピといいます。
エンタルピとは、ある基準状態を0として測った物体のもつ全熱エネルギーをいいます。P-h線図ではエンタルピの基準値として、冷媒の種類にかかわらず、 0℃の飽和液のエンタルピを100kcal/kgとしています。




 
 
 
 
 
 
 
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